クライアントツール MySQL WorkBench を利用して、データベースにアクセスする方法をご紹介します。
※ MacOSでの進行となりますため、Windows、Linux環境に於かれましては適宜読み替えをお願いします。
マネージドクラウドのデータベースへのアクセスは、そのままでは外部からの接続はできない仕様です。 そのため、SSH を一度経由することでクライアントツールからの接続を実現します。
接続情報の確認
マネージドクラウドの管理画面から、対象のプロジェクトを選択し、「SSH/SFTP」の接続情報を確認します。 確認時点で、事前に公開鍵の登録がお済みでない場合は公開鍵の登録をお願いいたします。
続いて「データベース」の欄を確認します。
初期設定
MySQL WorkBench のデータベースへの接続情報を入力するために、「Setup New Connection」ダイアログを開きます。
まず「Connection Name」に任意の接続先の名前を設定します。
続いて、SSH を経由したデータベース接続の設定を行うため、まず「Connection Method」を「Standard TCP/IP over SSH」に設定します。
続いて各項目に、管理画面から確認した対応する情報を設定していきます。
- SSH Hostname
- 「SSH/SFTP」の接続情報を参照し「<ホスト名>:<ポート>」形式で入力
- 例: 「ssh-1.mc.lolipop.jp:12345」
- SSH Username
- 「SSH/SFTP」の接続情報の「ユーザー名」
- SSH Password
- 空欄
- SSH Key File
- 使用する秘密鍵を選択してください
- MySQL Hostname
- 「データベース」の接続情報の「データベースのホスト名」
- Username
- 「データベース」の接続情報の「ユーザー名」
- Password
- 任意で「Store in Keychain」をクリックし、「データベース」の接続情報の「パスワード」を入力
- MySQL Server Port
- 空欄 もしくは 3306
接続テスト
すべての項目を入力したら「Test Connection」をクリックし、データベースと疎通できるか確認します。
途中、使用するSSH秘密鍵にパスワードが設定されている場合、入力を求められます。
また、Passwordを入力しなかった場合、接続時にデータベースのパスワードの入力を求められます。
「Successfully made the MySQL connection」と表示されれば完了です。
ダイアログを「OK」で閉じた後、入力内容を保存するには「Setup New Connection」のダイアログで「OK」をクリックしてください。
それ以外の接続に失敗した旨のメッセージが表示された場合は、入力内容に間違いがないかお確かめください。