ご利用料金
月額1650円でご利用いただけます。
※利用した最初の月は利用開始日から月末までの料金になります。
コンテンツキャッシュとは
Webサイトの表示速度の向上や安定した表示に役立つ機能です。
お客様のWebサイトの表示内容を、「コンテンツキャッシュサーバー」に一時的に記録(キャッシュ)し、同じWebサイトにアクセスがあった場合、コンテンツキャッシュサーバーから応答します。
コンテンツキャッシュの種類
コンテンツキャッシュは以下のキャッシュ方法からお選びいただけます。運用しているコンテンツによって使い分けが可能です。
- すべてのコンテンツ
- 指定したコンテンツのみ
- 静的コンテンツのみ
・すべてのコンテンツをキャッシュする
必ず下記の注意点をご確認の上ご利用ください。
キャッシュ対象を「すべてのコンテンツ」に選択した時の注意点
以下に当てはまるコンテンツは、管理ページなど、不特定多数に閲覧されるべきではないページをキャッシュし、表示するリスクがあります。WPキャッシュ機能を有効にする場合には、ご自身の責任において、動作確認などを行った上でご利用下さい。
・WordPress以外のCMS(EC-CUBE等)で制作されたコンテンツ
・WordPressで制作されたコンテンツであっても、古いバージョンや独自実装が含まれるもの
・その他、独自実装による動的なコンテンツ表示を行うウェブサイト
キャッシュ対象外となるページ
WPキャッシュ機能を有効にしたドメインでは、すべての拡張子のファイルがキャッシュされますが、以下に当てはまる場合はセキュリティの観点からキャッシュしません。
URLに以下の文字列が存在する場合
・wp-admin
・wp-login.php
Cookieに以下の文字列が存在する場合
・wordpress_
※ただし、 wordpress_test_cookie はキャッシュする
・comment_author
・wp-postpass
一部のコンテンツをキャッシュの対象から除外したいときの設定方法
コンテンツの内容によっては一部のファイルはキャッシュしたくないといった方におすすめの設定です。
phpファイルを用いたプロジェクトを例にすると、運用しているアプリケーションのレスポンスのヘッダーに以下の情報を追加することで任意にキャッシュ対象から除外することができます。
キャッシュ対象から除外するためのヘッダー情報を追加する
<?php
header('Cache-Control: no-cache');
・ 指定したコンテンツのみをキャッシュする
指定したコンテンツのみをキャッシュします。
一部のページだけキャッシュしたい、といった利用をしたい方におすすめです。
phpファイルを用いたプロジェクトを例にすると、運用しているアプリケーションのレスポンスのヘッダー情報に以下のように追加することで任意にキャッシュさせることができます。
キャッシュさせるためのヘッダー情報を追加する
<?php
header('X-Cache-Enable: 1');
・ 静的コンテンツのみをキャッシュする
画像やCSSなど静的なコンテンツをキャッシュします。WordPress以外を利用している方向けです。キャッシュ対象ファイルは以下の通りです。
静的キャッシュ対象ファイル
・css
・js
・ico
・jpg
・jpeg
・png
・gif
・webp
上記以外のファイルはキャッシュしません。
また、上記ファイルに該当するものであっても、アクセスの際にファイル名の末尾にパラメータがついているとキャッシュしません。
キャッシュの保持時間
基本的に、一度キャッシュした表示内容は約10分程度保持します。
キャッシュの保持時間が終わった後に再度ウェブサイトにアクセスがあった場合は、その時点の表示内容をキャッシュし、また10分程度保持します。
ただし、システム運用において予告なくキャッシュを削除することがあります。
なお、キャッシュの影響でウェブサイトの更新内容が反映されないといった場合は、手動でキャッシュを削除することもできます。
コンテンツキャッシュ機能とオートスケール機能を
同時利用する際の動作について
コンテンツキャッシュ機能の利用によりコンテナへの負荷の軽減が期待できる場合がございますが、
オートスケール機能におけるコンテナスケールアウト数の軽減を保証するものではございません。
キャッシュされないコンテンツや、キャッシュ期限の切れたコンテンツへのアクセスによるコンテナの負荷でスケールアウトする場合がある他、アクセス数が急激に増加した場合などについては、投機的にコンテナのスケールアウトを行う場合がございます。予めご了承くださいませ。
管理画面からの設定手順
管理画面のプロジェクトの詳細ページの アドオンの設定 の項目にある、設定する ボタンをクリックしていただくと、アドオンの一覧ページが表示されます。
コンテンツキャッシュの項目の 詳細を見る をクリックします。
以下のようなモーダルが表示されるので アドオン追加に進む をクリックします。
アドオンに関する利用規約 をご確認後、規約に同意して追加する をクリックします。
詳細設定をする をクリックします。
コンテンツキャッシュの項目が追加されてるので 初回設定をして利用を開始する をクリックします。
キャッシュしたい対象を選択して 利用を開始する をクリックします。
キャッシュ対象を選択すると以下のような表示になります。
キャッシュを削除したい場合は、キャッシュクリアをクリックしてください。
利用を停止したい場合
アドオン一覧ページで、コンテンツキャッシュの項目の 利用をやめる をクリックすることで利用を停止することが出来ます。
※月途中で利用停止しても月末までは機能を利用できます。