マネージドクラウドでは、プロジェクトの実行環境が下記のポリシーに従い自動で更新されます。
■ バージョンアップポリシーの基本方針
マネージドクラウドにおける「新しいバージョン」とは
- 言語、ランタイムの種別ごとにサービスでバージョンの表記を定義しています。
- 具体的なバージョン表記に関しましては、管理画面よりバージョン選択の選択肢を参照下さい。
- 新しいバージョンとはこのバージョンの表記が変更される得るものを示します。
新しいバージョン対応の提供のタイミングについて
- 各種言語、ランタイムの新しいバージョンがリリースされた後、弊社にて検証を行った上で提供します。
- バージョンアップの提供後にインフォメーションでお知らせします。
新しいバージョンが提供開始となった場合の既存プロジェクトの措置について
- 既存プロジェクトで提供の選択済みのバージョンは継続して提供されます。
バージョン表記中省略されている範囲の更新に際して既存プロジェクトの措置について
- 全てのプロジェクトにおいて、自動でのバージョン更新が適用されます。
- 例として、PHP 7.2 をご利用中のプロジェクトの場合は PHP 7.2.5 や PHP 7.2.6 へのバージョンは自動でアップデートされます。次のコンテナの起動のタイミングで自動で切り替わります。また、サポート期限の終了もしくはセキュリティ上の問題以外の理由では、PHP 7.2.5 のプロジェクトが PHP 7.3.0 に自動アップデートされることは基本的にありません。
提供している言語 やランタイムのバージョンのサポート期限について
- 提供するバージョンのサポート期限は言語やランタイムのサポート終了 (EOL) に準じます。
- EOL のバージョンを利用しているプロジェクトの場合、現行でサポートが提供されているバージョンのうち、もっとも近いバージョンへ自動で変更されます。
提供しているOSのバージョンのサポート期限について
- プロジェクトの実行環境としてのOSのバージョンは、LTSのものを提供いたします。
- 新しいOSはサービスでの提供を開始次第、順次インフォメーションでお知らせします。
- 新しいOSのバージョンの提供が開始されている状況では、言語やランタイムの新バージョンの提供は新しいOSバージョンのみの提供となります。
- OSのバージョンのサポート期限はサポート終了 (EOL) ではなく、サービスより新しいOSバージョンの提供開始をご案内するインフォメーションに準じます。
セキュリティ上の問題が発生した場合の措置
- セキュリティ上の問題が発生した場合は、メジャーバージョン、マイナーバージョン、パッチバージョンに関わらず、最も近いバージョンへ自動でアップデートを実施します。
- 緊急性が高い場合、バージョン変更後にインフォメーションでのお知らせとなる場合があります。予めご了承下さい。
■ 各プロジェクト種別の対応について
基本方針のままの種別
ここまでご説明してきたうちの基本方針が適用されます。
- PHP
- Ruby
- Python
- Go
例外がある種別
以下については、基本方針に加えそれぞれの例外が適用されます。
- Node.js
- LTSとしてリリースされているバージョンのみを提供します
- バージョン表記はメジャーバージョンで行います
- Java
- LTSとしてリリースされているバージョンのみを提供します
- バージョン表記はメジャーバージョンで行います
- .NET Core
- LTSとしてリリースされているバージョンのみを提供します