Python プロジェクトに Jupyter をセットアップし、データ解析にご利用いただけます。
手順
1. Python のプロジェクトを作成
プロジェクト作成ページ から Python のアプリケーションを選んで、プロジェクトを作成します。
2. SSH の公開鍵を登録
SSHの公開鍵が未登録の場合は SSH公開鍵ページ で登録します。
3. コマンドのインストールと設定
まずは作成したプロジェクトへ SSH でログインします。接続情報はプロジェクトの詳細ページ を表示し、「SSH / SFTP」の項目を参照ください。
接続ができましたら下記のコマンドを実行し、プロジェクトに Jupyter をインストールします。
pip install --user jupyter
続いて設定ファイルを作成します。
jupyter notebook --generate-config
/var/app/.jupyter/jupyter_notebook_config.py
にファイルが生成されます。 続いて Jupyter を利用するためのパスワードを設定します。 パスワードの入力が求められますので、使用したい文字列を入力してください。
jupyter notebook password
4. 起動コマンドの変更
Python プロジェクトでは必要に応じて起動時のコマンドを設定できます。 仕様として、アプリケーションは 0.0.0.0:8080
を Listen する必要があります。
Jupyter を Webサーバーとして起動して利用するためこの設定を変更します。 作成したプロジェクトのプロジェクト詳細画面において、起動コマンドを下記のように設定してください。
/var/app/shared/bin/jupyter notebook --ip=0.0.0.0 --port=8080
入力を終えましたら、「変更を適用」ボタンを押します。
コンテナ再起動の確認のダイアログが表示されますので、注意事項をご確認いただき、「実行」を押してください。
5. 動作確認
プロジェクトのURLへアクセスを行い、実際に表示ができるかご確認ください。 すべて正常に完了しておりましたら下記のような表示になります。
先程設定したパスワードを入力し、ログインできましたら下記のようなツリービューが表示されます。
テストとして、「Hello World!」を出力するスクリプトを実行してみましょう。
ツリービュー右上の「New」から「Python3」を選択肢し、スクリプトを新規作成します。
エディタ画面に遷移しましたら、まず画面右上の「Kernel starting, please wait…」が消えるまでお待ち下さい。 無事準備が完了しましたら該当の表示は自動で消滅します。
続いて画面の入力欄に移り、「print(‘hello world!’)」と入力します。
入力後、「Run」をクリックするか「Shift + Enter」にて入力内容を実行します。 正常に完了しましたら、画像のように入力欄の下部に結果が表示されます。