ダウンロードした秘密鍵を、Linux, MacOS, Windows Subsystem for Linux などのコマンドライン環境から使用する場合に必要な標準的な設定をご紹介します。
※ なお、OpenSSH 形式の SSH 接続に対応した GUI クライアントツールを利用する場合などでは、ツールごとに別途秘密鍵のファイルを設定する必要がある場合がありますため、予め別途ご確認ください。
1. 鍵を保存するディレクトリを作成する
まずホームディレクトリ配下に OpenSSH が標準で利用する鍵の保存先ディレクトリを作成します。すでにある場合は省略していただいて構いません。
mkdir -m 700 ~/.ssh
2. ダウンロードした秘密鍵を設置する
先ほど作成したディレクトリに秘密鍵を配置します。
# ダウンロードしたファイルを所定のディレクトリに移動
mv -iv <ダウンロードした秘密鍵へのパス> ~/.ssh/id_ed25519
# 警告されないよう秘密鍵ファイルの権限を限定する (ファイル名は id_ed25519 を想定しています)
chmod 400 ~/.ssh/id_ed25519
3. プロジェクトに接続テストする
作成済みのプロジェクトの詳細画面の SSH/SFTP の接続情報を確認し、SSH を利用してプロジェクトのSSH 環境にログインできるか確認しましょう。
接続に失敗し Permission Deny と表示される場合は、設置した秘密鍵のファイル名に拡張子が付与されているなどで異なっていないか確認をお願いします。