こちらでは、ロリポップ!マネージドクラウドで大量アクセスが見込まれるWebサイトに対して出来得る限りコンテンツを表示できるようにするためのコツをご紹介しております。
利用事例でご紹介しております Webサイトでも活用されている手法となりますため、ぜひご参考ください。
※ なお、こちらでご紹介しておりますコツを実施することで、Webサイトの表示が遅延しないことを保証をするものではありません。予めご了承ください。
■ プロジェクトのオートスケール機能を有効にする
プロジェクトのオートスケール機能を有効にします。通常最大 5 台までのコンテナを並行稼動させ、コンテナ 1 つあたりにかかる負荷を可能な限り軽減しWebサイトが動作し続けられるようにします。
オートスケール機能については「オートスケールとはなんですか?」 もご参照ください
■ 大量アクセスが見込まれる旨をサポートに連絡する
オートスケール機能は、過負荷によるコンテナの大量起動に伴うお客様への高額な請求を防止する目的で、ご利用に際してはオートスケールは通常最大 5 台までのリソース上限を設定させていただいております。
ご利用中のアプリケーションやWebサイトがテレビでの紹介、キャンペーンの開始などで大規模なアクセス増加やリソースの大幅な消費量増加が予め見込める場合は、リソース上限の緩和など個別にご案内できる場合がございますので一度サポートまでお問い合わせください。
リソース緩和の審査と適用には、1週間前後のお時間を頂いております。
■ コンテンツキャッシュ機能を有効にする
コンテンツキャッシュ機能は、Webサイトの表示内容を「コンテンツキャッシュサーバー」に一時的に記録(キャッシュ)することでWebサイトの表示を高速化、安定化する仕組みとなります。
コンテンツキャッシュ機能については「コンテンツキャッシュについて」をご参照ください。
※ 有料アドオンでのご提供となります
■ 動的なコンテンツを可能な限り減らす
上記コンテンツキャッシュ機能を有効にした場合、適切なキャッシュ種別をご選択頂くことをおすすめしています。
また、コンテンツキャッシュ機能の効果を十分に発揮するため、可能な限り「お問合せフォーム」や「商品購入ページ」「マイページ」などの動的なコンテンツをWebサイトのコンテンツと分離したり、別の手法で代替えすることをおすすめしています。なお、分離が不可能な場合は、その部分についてのみ表示が極端に遅くなったり、表示できない場合があります。